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牧水ごっこ

27日(土)28日(日)は都合によりお休みさせていただきます!!





今日も学校。
座学と思っていたら、牧水公園へ。

牧水になりきって、絵を描こう♪ と校長先生の授業でした。

暑い中、牧水の短歌を探しました。
↓ コテージ1件ずつの書き写し。

この森に こもれる小鳥 おほきなかに 鶫の鳥は 声さびて啼く

松の葉しげみに あかくいり日さし 松かさに似て 山雀の啼く

飛来より さらに身かろく とびかいて 鶺鴒はあそぶ 朝の渓間に

よりあひて 真すぐに立てる青竹の 藪のふかみに 鶯の啼く

若竹に 百舌鳥とまり をりめずらしき 夏のすがたと けふ見つるかも

なんのことだか‥(汗)
まず漢字が読めないと牧水になりきれない‥。解読するのにアレやコレや話し合いました。
正しいのか間違っているのか分からないけど、それもまた自分たちなりに納得して楽しかった♪



暑い午後、校長先生と山に登り短歌の石碑を探す旅に誘われました。
↓ むかし言葉を先生に教えてもらいながら牧水の時代を想います。

おさなき日 ふるさとの山に 睦たる 細渓川の 忘られぬかも

石こゆる 水のまろみを 眺めつつ こころかなしも 秋の渓間に

うらうらと 照れる光に 煙あひて 咲きしづもれる 山ざくら花

春あさき 田じりに出でて 野芹つむ 母のこころに やすらいのあれ

歯を痛み 泣けば背負ひて わが母は 峡の小川に 魚を釣りにき

澄みとほる 冬の日ざしの 光あまねく われのこころも ひかれてぞさす

しみじみと けふ降るあめは 如月の 春のはじめの 雨にあらずや

うーん。日本の文学ですね。
読む人で歌というのは、それぞれが感じ方がかわるのですよね。
牧水公園は何度も訪れていますが、こんなに牧水を感じたのは初めてです。
短歌探しの旅になってしまい、全く絵は描けませんでしたが。。。

暑さのあまり、山は登りたくなかったのですが、登る途中に色んな植物やキノコの話、昔の山里の姿の話など色々とお話してくださいました。
途中、イヌビワを見つけて食べたりも(笑)

登って楽しかった~♪

仕上がったクラスメイトの作品はステキなものばかり。
それぞれの個性があって面白い!!

管理塔みたいな建物のなかには小学生の句集があります。
それがまたイイ!!
ストレートに想いを描いた短歌はどれも力作。
日向にはちびっこ牧水がいっぱいいるようです。



で、牧水の詩から分かったことは
①牧水は早起き
②牧水は雨が好き
③牧水はヤマザクラが好き
④牧水は旅先でいつも故郷を想っていた
です。
今度は資料館があいているときに息子と行きたいなぁ。もっと牧水を知りたいと思いました。
by talikasih | 2011-08-22 21:48
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