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山へ柴刈りに

畑をやり出すと、あちらこちらの手入れが行き届いていないのが目について仕方なくなります。
庭師であるダンナさんがいながら、山への通路が里芋や草で塞がれているのが気になって気になって!!

イライラをダンナさんにぶつけたら、山へ連れ出してくれました。
まずは通路の芋を掘って。

出てくる出てくる!!見事な芋!!
一輪車に半分くらい集まりました。

この、通路のお芋たちはハヌが遊んで転がした芋。
うちでは「ハヌ芋」と名付けて、あっちこっちで育てています。
昨年に引き続き、今年もハヌ芋は立派で美味しい♪



どろだらけになったまま、軽トラで山へ。
ジャンジャン入っていくと、仮面ライダーが戦っていそうな切り崩した山へ到着。
ガードレールもなく、舗装もされていない山道。
その際に、収集しやすいようにカットしてある雑木があります。

山仕事の方々が、ダンナさんのために杉やヒノキが入らないように選別してとってくれているのです。感謝感激~!!

杉や檜は火のつきがいいけど、一瞬で燃え尽きてしまいます。
たくさん集めていても使う量が多ければ無くなるのも早いのです。
雑木は、しっかり乾燥していればとってもいい薪。
一度火がつけば長持ちしてくれるから、あまり減らないのです。
ついでに色んな木の燃える香りが楽しめて楽しい♪

ダンナさんの「雑木がいいな」のワガママを聞いてくれていたのですね。

その雑木の中から薪にしやすいようなものを選んで、荷台にガンガン積みこみます。
薪割りしなくていいサイズの木ばっかり。
カットして並べておけば、いい材ばかり。

地域の山仕事の方々が薪情報をくださるので我が家はホント助かっています!!



帰り道はスピードを落として、珍しい山野草がないかと偵察しながら山を下りました。
ヤマジソや、なんだか分からない植物数種を少しだけ株分けしてもらいました。

途中、ダンナさんが子供の頃に一度だけ口にしたことのある「シオノミ」を発見♪
白っぽく粉をふいたような小さな実の集合があって、数粒舐めてみたらしょっぱーい。

いったい何の成分が実の周りに出て、しょっぱくなるんだか分からないけど、これは欲しい樹木。

うちの裏山にも生えていればいいのだけど。

のったり、のったり車を走らせていたらヒヨドリの家族も発見できました。
鶏もアヒルもいるのに、ダンナさんは捕まえようと車を降りたけど、野生動物の足の速いこと(笑)
捕まらなくてよかったと安心した私です。

道の際ばかり見ていたら、いつの間にか麓まで下りていました。
山頂も麓も、我が家もあまりかわりない植物にちょっと笑いが出たりして(; ̄ー ̄A



なかなか外に出られない私を気遣って連れ出してくれたダンナさんですが、、、

山はとっても楽しかったけど、どっかり疲れてしまいました‥。
うちの山もキレイにして訪れた人たちが色んな植物を見て楽しんでほしいな。

ちょこっとずつキレイにしていこーっと。
by talikasih | 2010-10-12 20:27 | classical
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